再就職手当支給申請書の書き方がわからない…
再就職手当支給申請書を申請するまでの流れはある?
注意点について知りたい!
本記事では上記のお悩みや疑問などにお応えします。
再就職手当をもらいたいと考えている方の中には、再就職手当支給申請書の書き方や申請の流れなどがわからず困っている方もいるでしょう。
結論、再就職手当支給申請書は本人記入欄と事業主記入欄に分かれており、該当箇所を正確に記入するのがポイントです。
今回は、再就職手当支給申請書の書き方のポイントや注意点、申請する流れなどを解説します。
最後まで読めば、再就職手当支給申請書に関する疑問を解消できるでしょう。
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再就職手当支給申請書の特徴
再就職手当支給申請書とは再就職手当をもらうために必要な書類のことで、具体的な特徴は以下の2点です。
- ハローワークでもらえる
- 会社にも記入してもらう必要がある
ここから具体的に解説します。
ハローワークでもらえる
再就職手当支給申請書をもらうには、住所を管轄するハローワークで再就職手当の申請をする必要があります。
失業保険をもらっているときに再就職先を早期に決めた場合、ハローワークから就職お祝いとしてもらえるお金が再就職手当です。
再就職手当とは失業保険をもらっている方が対象となる制度であることから、失業保険の受給申請を済ませていることが条件の1つです。
ハローワークで再就職手当支給申請書を入手するほかにも、公式サイトからダウンロードできます。
会社にも記入してもらう必要がある
再就職手当支給申請書の特徴は、本人記入欄と事業主記入欄の2箇所を設けている点です。
本人記入欄のみでなく、ハローワークに提出する前には事業所記入欄も確認しておくと、スムーズに手続きを進められるでしょう。
再就職手当支給申請書とは会社が自動的に発行してくれるものではなく、自分で記入を依頼する必要がある点は理解しておく必要があります。
会社とやり取りをする必要があることから、入社から時間を空けずに依頼すると、忘れたり後回しにしたりするのを防ぎやすくなります。
再就職手当支給申請書の書き方のポイント
再就職手当支給申請書を書くときは、以下の2点を押さえるのがポイントです。
- 本人記入欄
- 事業主記入欄
ここから具体的に解説します。
本人記入欄
再就職手当支給申請書には、本人記入の欄が設けられています。
ハローワーク
本人記入欄で記入する内容とは、具体的に以下のとおりです。
- 氏名
- 郵便番号
- 電話番号
- 住所
- 直近の3年間で再就職手当・常用就職支度手当をもらっていないことのチェック
- 申請者のサイン・捺印
再就職手当支給申請書は機械で読み取ることから、左詰めで記載することと、枠の中に収めることがポイントです。
事業主記入欄
再就職手当支給申請書には、事業主に記入してもらう箇所が設けられています。
ハローワーク
事業主に書いてもらう内容は、具体的に以下のとおりです。
- 会社の名称
- 所在地:本人が勤務する場所
- 雇用保険の事業所番号
- 採用内定年月日:研修期間などを含み、内定を決めた日
- 雇入年月日
- 職種
- 1週間の労働時間
- 賃金月額
- 雇用期間
- 事業主氏名・捺印
事業主記入欄は会社に任せる部分ではあるものの、スムーズに手続きを進めるうえでは内容を理解・確認することが望ましいです。
確認する必要がある項目は具体的に以下のとおりです。
- 雇入年月日:会社に入社した日を記入してもらうのがポイントである
例)5月1日入社であるものの、会社の休日や病気などの理由で3日からの出社となった場合は5月1日と記入 - 雇用期間:「1年を超えて雇用する見込み」「雇用更新条項」が「有」であることが条件である
雇用期間の条件を満たすことで、再就職手当をもらう条件の1つを満たせることになります。
再就職手当をもらうまでの流れ
再就職手当をもらうまでには、具体的に以下の流れを経るのが特徴です。
- ハローワークに再就職したことを報告する
- 会社に採用証明書の記入を依頼する
- ハローワークで再就職手当支給申請書をもらう
- 会社に再就職手当支給申請書の記入を依頼する
- ハローワークに再就職手当支給申請書を提出する
- 再就職手当が振り込まれる
ここから具体的に解説します。
ハローワークに再就職したことを報告する
再就職手当をもらううえで最初にやるべきなのは、再就職したことをハローワークに報告することです。
すぐに報告すると、「失業保険をもらえる期間が短くなるのではないか」と不安になるかも知れませんが、早くても遅くてももらえる期間に影響はありません。
電話でもよいので、お礼も兼ねてなるべく早く担当の方に報告しましょう。
会社に採用証明書の記入を依頼する
続いて、採用証明書の該当箇所を会社に記入してもらいましょう。
失業保険の手続きをしたあとでもらう「受給資格者のしおり」の中に、採用証明書が入っています。
もし紛失した場合、ハローワークで再発行してもらうか公式サイトでダウンロードできます。
ハローワークへ採用証明書を提出する
会社に採用証明書を書いてもらったあとは、本人記入欄の内容と併せて確認したうえで、ハローワークへ提出しましょう。
ハローワークへ提出するときは、以下の書類も用意しておくのがポイントです。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定報告書
原則として、内定をもらってから入社日の前日までに手続きをする必要があることから、時間の余裕を持って手続きをすると安心できます。
ハローワークで再就職手当支給申請書をもらう
採用証明書を提出し、ハローワークに受理してもらえれば、再就職手当支給申請書を発行してもらえます。
もし会社側の都合で採用証明書の提出期限に間に合わない場合、会社からハローワークに連絡してもらうことで適切な対応をしてもらえます。
採用証明書を早く提出すれば、その分再就職手当支給申請書を早く入手でき、結果として再就職手当を早く振り込んでもらえるでしょう。
会社に再就職手当支給申請書の記入を依頼する
再就職手当支給申請書を入手したあとは、該当箇所の記入を会社に依頼しましょう。
前述の通り、雇入年月日の記入は誤りやすいことから、提出前に確認するのがポイントです。
ハローワークに再就職手当支給申請書を提出する
再就職手当支給申請書の事業主記入欄と本人記入欄の部分の内容を確認したうえで、ハローワークに提出しましょう。
ハローワークへ来庁するときは、「雇用保険受給資格者証」と「関連事業主の証明書」を用意するのもポイントです。
引っ越しや仕事の都合などでハローワークに来庁できない場合は、郵送で対応してもらえます。
再就職手当が振り込まれる
ハローワークに再就職手当支給申請書を受理してもらえれば、約1ヶ月から2ヶ月で銀行口座にお金を振り込んでもらえます。
再就職手当をスムーズに振り込んでもらうには、再就職支給申請書を一度で受理してもらうことがポイントです。
再就職手当を申請するときの注意点
再就職手当を申請するときは、以下の2点を理解しておくとよいでしょう。
- 申請期限がある
- 対象外でも他の手当をもらえる
ここから具体的に解説します。
申請期限がある
再就職手当を申請するときは、申請期限がある点に注意しましょう。
原則として、就職した日の翌日から1ヶ月以内に申請手続きを終える必要があります。
再就職した直後は仕事に慣れることで精一杯で、再就職手当の申請まで手が回らないケースも考えられます。
もし1ヶ月以内に手続きを終えられない方でも、2年以内であれば申請が可能です。
申請が遅れれば、その分再就職手当をもらえるまでの期間は遅くなるものの、ハローワークに申請するのが望ましいです。
対象外でも他の手当をもらえる
再就職手当をもらう条件を満たせない場合でも、「45歳以上の障害を持っている方」であれば、常用就職支度手当をもらえる可能性があります。
再就職手当に比べると支給金額は少なくなるものの、今後の生活費として活用できるのが特徴です。
まとめ
ここまで、再就職手当支給申請書の特徴や書き方のポイント、流れを解説してきました。
本記事のまとめは以下のとおりです。
- 再就職手当支給申請書はハローワークで入手できる
- 再就職手当支給申請書を書くときは、本人記入欄と事業主記入欄の2箇所を埋める必要がある
- 再就職手当をもらうまでには、ハローワークに採用証明書や再就職手当支給申請書を受理してもらう必要がある
- 再就職手当を申請するときは、申請期限があることと対象外でも他の手当をもらえる可能性があることを理解しておくのがポイントである
再就職手当支給申請書は会社にも記入してもらう必要がある書類で、早めに提出すると再就職手当をもらうまでの期間も短縮できます。
本人記入欄と事業主記入欄の内容を確認してハローワークに提出し、一度で受理してもらえれば効率的に手続きを完了させられるでしょう。
本記事を参考に、再就職手当支給申請書の書き方に関する疑問点を解消していただければ幸いです。