ハローワークカードって何?
ハローワークカードは作らないといけないもの?
ハローワークを作る方法が知りたい!
本記事では上記の疑問や要望などにお応えします。
ハローワークで求職活動をしようと考えている方の中には、ハローワークカードの必要性がわからない方もいるでしょう。
結論、ハローワークで職業相談や面接対策などをするときにはハローワークカードが必要で、受付で提示する必要があります。
今回はハローワークカードの特徴や作り方などを解説します。
最後まで読めば、ハローワークカードに関する疑問を解消できるでしょう。
退職サポーターズでは、退職者の方々に向けた様々なサービスを提供しています。
今なら実際に失業保険がいくら受給できるのか、LINEで無料診断ができます!
- 信頼の実績(過去の相談件数は累計で5000件以上)
- 難しい手続き不要(専門の社会保険労務士、キャリアコンサルタントがサポート)
- 最短1ヶ月で受給可能!
- 最大200万円の受給ケースあり!
失業保険全般の相談も受け付けています
ハローワークカードの特徴
ハローワークで求職情報を登録することで発行してもらえるのが、ハローワークカードです。
ハローワークカードを持っていることにより、ハローワークでさまざまなサービスを受けられます。
- ハローワーク受付票との違い
- 有効期限がある
ここから上記の特徴について、具体的に解説します。
ハローワーク受付票との違い
ハローワークカードとハローワーク受付票の用途はどちらも同じで、異なる点は使われている素材のみだといえます。
ハローワーク受付票とは求職登録することによりハローワークでもらえるもので、ハローワークで求職活動をするときに必要なものです。
求職者マイページを開設している方の場合、Webサイトを通してハローワーク受付票を表示することできます。
パソコンやスマートフォンを使い登録した方が初めてハローワークを利用する場合、求職者マイページに表示される求職者番号か2次元バーコードを提示するのがポイントです。
有効期限がある
ハローワークカードには有効期限があることに注意しましょう。
ハローワークカードの有効期限は、求職申込した日の翌々月の末日となります。
例えば、1月15日に求職申込をした方の場合、ハローワークカードの有効期限は3月31日です。
有効期限の最後となる月に求職相談や求人応募などをすることにより、有効期限を1ヶ月延長してもらえます。
もし基本情報に変更点が発生した場合、職員の方に伝えるのがポイントです。
2年以内に再就職できないと、最初から情報を入力して作り直す必要がある点は注意が必要です。
ハローワークカードを作るときのポイント
ハローワークカードを作るときは、以下のポイントを押さえておくとスムーズです。
- 求職情報を登録する
- ハローワークのパソコンで登録する
- 申込用紙を手書きする
- 自宅のパソコンやスマホから仮登録する
- ハローワークで求職申し込みをすればもらえる
ここから具体的に解説します。
求職情報を登録する
ハローワークカードを作るには、ハローワークで求職情報を登録するのがポイントです。
求職相談や面接対策など、ハローワークを利用するうえで必要なものがハローワークカードであるためです。
後述する通り、ハローワークカードを作るには、手書きのほかにもパソコンを利用する方法があります。
パソコン操作に慣れている方の場合、なるべくパソコンを利用すると効率的にカードを作れるでしょう。
ハローワークのパソコンで登録する
ハローワークカードを作るときは、ハローワークにある求人登録用のパソコンを利用できます。
パソコンの入力画面には必須項目と任意項目の2つがあり、画面の内容に従って適切に入力しましょう。
ハローワークのパソコンを利用して入力する場合、時間帯や時期によっては混雑しているケースもあります。
なるべく短時間で済ませたい方は、自宅のパソコンやスマホを利用して登録するのが望ましいです。
申込用紙を手書きする
ハローワークカードを作るときは、求職申込書を手書きする方法があります。
手書きする必要のある項目として、住所や氏名、学歴、希望する仕事などがあげられます。
人にもよるものの、目安として20分程度の時間がかかる点は押さえておくとよいでしょう。
パソコン操作が苦手な方の場合、求職申込書を手書きするのが効果的です。
求職申込書はWebサイトからダウンロードすることも可能で、事前に書いておくのも一つの方法です。
自宅のパソコンやスマホから仮登録する
ハローワークカードを作るときは、自宅のパソコンやスマホを使って仮登録しておくのがポイントです。
仮登録することで、以下の2つのメリットを受けられるためです。
- オンライン登録者として認められ、自主的に求人に応募できる
- ハローワークでの求職申込が短時間で終わる
仮登録したあとにハローワークで本登録を完了させるまでは、14日以内となっている点は注意が必要です。
ハローワークに来庁できるタイミングを見計らった上で、仮登録するとよいでしょう。
ハローワークで求職申し込みをすればもらえる
ハローワークカードは、ハローワークで求職申込を完了させることでもらえます。
パソコンやスマホなどを使い仮登録を済ませたあとに、職員の方が内容をチェックして受理されればハローワークカードの発行となります。
今後ハローワークを利用するときに必要となることから、適切に管理するのが望ましいです。
ハローワークカードをなくした場合の対処法
ハローワークカードをなくすと焦るかも知れませんが、再発行してもらえます。
職員の方に氏名や生年月日を伝えると0円で再発行してもらえることから、費用の面を心配する必要はありません。
もしハローワークカードを忘れたりなくしたりしても、ハローワークで対処してもらえることから落ち着いて行動するとよいでしょう。
一般的なカードと比べると、ハローワークカードは簡易的な作りとなっており、耐久性の低い点が特徴です。
なくしてもハローワークに対応してもらえるものの、なるべくなくさないようにスマホカバーやカードケースに入れるなど、保管方法を工夫するのが望ましいです。
ハローワークを利用して面接を受けるまでの流れ
退職したあとにハローワークで再就職先を探すときは、基本的に以下の流れで進みます。
- 求職情報を登録する
- ハローワークカードをもらう
- 求人情報を検索をする
- 職員の方に相談する
- 求人に応募する
- 採用試験を受ける
ここから具体的に解説します。
求職情報を登録する
ハローワークで求職活動をするには、まず求職情報を登録する必要があります。
求職情報で記入を求められる内容は、具体的に以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 希望職種
- 希望勤務時間
- 希望勤務地
- 希望収入
- 学歴
- 取得資格
- 経歴
- 自己PR
前述の通り、求職情報を登録する方法として、パソコンやスマホ、手書きの申請書を記入する方法があげられます。
自分にとって登録しやすい方法を選ぶとよいでしょう。
求職登録できるのは、自分の居住地を管轄するハローワークに限られる点は注意が必要です。
ハローワークカードをもらう
求職情報を登録したあとは、ハローワークの職員の方に内容をチェックしてもらい、不備がなければ登録完了となり、ハローワークカードを発行してもらえます。
求職情報の登録を完了させると、職員の方に仕事の相談をしたり、就職セミナーを受講したりすることが可能になります。
求人情報を検索をする
ハローワークカードをもらったあとは、求人検索コーナーで希望する業種や職種の仕事を検索しましょう。
ハローワークカードをもらう前に求人検索をすることも可能ですが、求人によっては企業名や連絡先などが非公開と表示されるためです。
求職情報の登録を完了させたあとで求人情報を閲覧する方が、効率的に検索しやすいといえます。
求人情報の検索はパソコンで行うのが特徴で、所在地や希望職種など条件を絞って検索することが可能です。
職員の方に相談する
求人情報を検索して気になる求人を見つけた場合は印刷し、職員の方に相談するとよいでしょう。
ハローワークの求人は無料で掲載できることから、地元の企業がメインとなる傾向にあります。
ブラック企業が紛れ込んでいる可能性もあることから、不安な場合は職員の方を頼るのが賢明です。
求人が掲載された時期や今までの応募者数・採用数などを調べてもらえ、応募するのか決めるうえで役に立ちます。
求人に応募する
職員の方に相談し、働きたいと感じたら求人に応募しましょう。
求人に応募する場合、ハローワークの職員の方が企業に電話をかけ、応募者の年齢などを伝えたうえで採用試験をしてもらえるのか確認してもらえます。
採用試験をしてもらえる場合、具体的な日程調整の段階となります。
人員補充を急いでいるケースも多く、翌日など数日以内に採用試験となる可能性もあるのが特徴です。
求人に応募するときはなるべく予定を空けておくと、採用試験の日程を決めやすくなります。
採用試験を受ける
求人に応募したあとは、採用試験の当日に試験を受けましょう。
採用試験の当日は、履歴書やハローワークの紹介状など必要な持ち物を忘れないようにチェックするのがポイントです。
履歴書や紹介状などの重要な書類は、クリアファイルなどにいれ丁寧に扱うのが望ましいです。
時間に余裕を持って来社すると、落ち着いて採用試験を受けられるでしょう。
ハローワークカードに関するよくある質問
ハローワークカードに関してよくある質問をまとめました。
ここから具体的に解説します。
ハローワークカードを作るのにどのくらい時間がかかる?
事前に仮登録しているのかにもよりますが、目安として30分から1時間程度です。
待ち時間を短縮するには、職員の方が休憩に入るお昼時や、来庁者が多くなる傾向にある夕方などは避けるのが望ましいです。
パソコンやスマホなどで仮登録をしておくと効率的に進められます。
ハローワークカードを忘れると問題になる?
問題ありません。
職員の方に忘れたことを報告すれば、氏名や住所などから利用者情報を検索してもらえます。
ハローワークカードを作ってすぐ帰ってもいい?
問題ありません。
ハローワークでの求職活動は利用者が決めるもので、義務付けられているものではないためです。
離職した方はもちろんのこと、在職中に求職活動している方がハローワークカードを作ってすぐに帰っても問題にはなりません。
ハローワークカードの登録住所は変更できる?
できます。
失業保険をもらっている方が引っ越しで住所が変わった場合、「受給資格者住所変更届」をハローワークに提出する必要があります。
ハローワークへ来庁するか、電子申請・郵送する方法から選べるのが特徴です。
まとめ
ハローワークカードの特徴や作るときのポイント、流れなどを解説してきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- ハローワークカードとはハローワークで求職情報を登録するともらえるもので、ハローワークで求職活動をするときに必要となる
- ハローワークカードを作るには、ハローワークのパソコンや自宅のスマホ・パソコン、申込用紙の手書きなどの方法がある
- ハローワークカードをなくした場合、職員の方に住所や氏名を申し出ることで対応してもらえる
- ハローワークを利用して面接を受けるまでには一連の流れがあり、まずは求職情報を登録することが求められる
ハローワークカードはハローワークで求職活動をするときに必要なもので、求職活動が終わるまで大事に取り扱うとよいでしょう。
ハローワークカードの有効期限は2年となっており、一日でも早く生活を安定させるうえでも、期限内に求職活動を終えることが望ましいです。
本記事を参考に、ハローワークカードに関して理解していただければ幸いです。